ちばの木の家づくり推奨店
ちばの木の家づくり推奨店とは
「ちばの木の家づくり推奨店」とは、平成22年に千葉県からの助成金を受けて実施した制度であり、その後、県からの助成制度終了後においても、サンブスギ等の千葉県産木材の需要拡大を図るため、推奨店制度を継続しており、次の認定条件を満たす事業者が登録されます。
真行寺建設は「ちばの木の家づくり推奨店」に認定されています。
サンブスギを使用した住宅
「ちばの木の家づくり推奨店」認定条件
①「ちばの木活用コーディネーター養成講座受講修了者」等、木造住宅の設計や施工に関し総合的な知識や経験を有し、相談者からの問い合わせ等に応じられる木材業者・製材業者・建築施工業者・大工工務店・建築士・建築施工管理技士等
②ちば県産材の需要拡大を図るという趣旨に賛同する者
③木材業者・製材業者等にあっては「ちばの木認証要領」の規定による「ちばの木取扱事業者」の認定を受けている者
山武杉とは
サンブスギと言った場合、それが指すものは人によって様々です。
ある人は、山武地方に生育するスギ全体のことを示して用いたり、またある人は、かつて建具材として利用された年輪の詰まった大径材のことを示して用いたりします。
そこで、当ページでは混乱を避けるために、山武地方において古くから育てられてきた挿し木スギの一品種(クローン)をカタカナでサンブスギと表記し、その他のスギ(山武杉、さんぶ杉など)と区別します。
ここでは、このカタカナで表記されるサンブスギについて解説します。
このサンブスギは千葉県で生まれた優良な性質を多く持つ挿し木スギであり、250年以上前から山武林業地において挿し木造林の技術とともに受け継がれてきたものです。
また、地元の山武地方では、カンノウスギという名称で呼ばれてきたものです。
千葉県内におけるサンブスギ林の面積は,平成29年度の森林課の調査によれば9,180haであり,県のスギ林面積の24%に当たります。
千葉県内のサンブスギの分布(平成29年度森林課調査)
地域別に見ると比率が最も高いのは山武地域で,スギ林の87%がサンブスギ林となっています。
また,千葉,印旛,長生,夷隅地域もその比率が高く,26~42%となっています。
千葉県外では,関東一円のほか福島県,愛知県,三重県に植栽されており,かつては,九州,四国,三重県,和歌山県,静岡県などにも苗木が出荷されていました。
サンブスギは,スギ花粉を飛ばす雄花をほとんど着けないことが知られており,雄花の 量は種子から育てられた普通のスギの数パーセント程度となっています。また,このことから平成7年度に多くのスギの中から千葉県の「花粉の少ないスギ優良品種」のひとつとして選抜されました。
サンブスギの特徴としては、以下のような点が挙げられます。
材質:通直,完満であり,断面は正円に近い
材色:淡紅色で美しい
近年では、サンブスギを使用した食器などがふるさと納税の返礼品として作られています。
サンブスギを使用した住宅は、木の質感が好きな方や、自然を感じられる住まいにしたいという方におすすめです。
山武杉を使用した注文住宅の施工実績はこちら
引用元:千葉県ホームページ